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株式会社Lacicuとアルクテラス 株式会社が業務提携し、スタートした新サービス『totore』はご存知でしょうか？

今回のコラムでは、totoreの誕生秘話について、株式会社Lacicu代表の服部と、アルクテラス 株式会社の新井代表にインタビューしていきたいと思います。

totore とはどういったサービスですか？

松永：まずtotoreとはどう行ったサービスでしょうか？

服部：totoreは、中高生の6人に1人が使っているアプリ「clear」と全国の学習塾４００教室以上展開する「受験コンパス」を利用し、大学受験や勉強方法に悩む生徒とを結びつけるマッチングサービスです。

松永：なるほど、特に2020年の入試改革のことや、一般入試の難化により不安になっている生徒も多そうですよね。

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Clearを作ったきっかけ

松永：ノート共有アプリのClearですが、どういうきっかけで作られたのですか？

新井：アルクテラスは都内で7年ほど中高生向けの学習塾を運営しており、その中で生徒たちが宿題をこなせない状況を解決することを目的にアプリの開発を始めました。塾に通っていない学生たちも含めて、自宅学習の疑問や悩みを解決できるアプリを開発しようとしたのが出発点です。全国の学生同士で学び合うことで疑問を解決できるプラットフォームを作ろうと、Clearではノート共有機能から開始して、その後Q&Aの機能も追加しました。

松永：すごい時代ですね。ノートを共有するアプリということにニーズがあることに驚いてます。どういった層の生徒さんが利用しているのですか？

新井：高校生の利用が半分ぐらいですね。また、既に学習習慣がついている学力中上位層が多いです。

松永：ゲームアプリではなく、勉強アプリをダウンロードする時点で、勉強する意識は確かに高そうですね。

totoreをリリースしたきっかけ

松永：今回のtotoreというサービスを、作ったきっかけについて教えてください。

新井：学習塾を経営していた経験から、生徒募集の大切さを身にしみて感じています。志望校合格の実績を出すだけで生徒が集まるわけではありません。塾の生徒募集にも適切なマーケティングが必要ですが、現在学習塾業界の生徒募集チャネルは、保護者向けのマーケティングチャネルばかりです。一方で、Clearは現在国内最大級の100万人を超える月間アクティブユーザーがいます。Clearの中で勉強方法に悩んでいる高校生と大学受験指導ができる学習塾を紹介できれば、生徒募集の効率は高まりますし、潜在層にも塾に来てもらえます。学生たちと先生たちの出会いの場をつくりたいと思いサービスを作りました。

服部：受験コンパスは、大学合格実績や入塾面談の際の説得材料としては、圧倒的な効果を出せると思っていますが、一般の高校生や保護者に認知されているものではありません。受験コンパスの中身を理解してもらえれば、必ず自身にあった大学合格のゴールプランを作って欲しいという高校生ニーズがあると確信しています。そういった大学受験の合格方法に悩んでいる高校生が多い、Clearのユーザー層にいい出会いを提供したいと考えました。

なぜラシクと提携したのか

松永：なぜラシク（受験コンパス）と提携しようと思ったのでしょう？

新井：ラシクの服部さんとは以前から面識があり、誠実かつ聡明な印象を持っていました。経営のスピード感も合いますし、機会があれば何か一緒にやろうということを話していました。Clearは多くの大学受験生が学習に活用してくれていますが、共通テストに向けてどのように学習すれば良いか悩む受験生ユーザーさんが多くいます。受験コンパスとClearを組み合わせることで、受験生と受験コンパスの導入塾さんをつなぐことができます。そこからtotoreの構想が生まれてきました。

両社で、大学受験生と受験コンパス導入塾さんの両方の役に立つサービスを育んでいきたいですね。

なぜアルクテラスと提携したのか

松永：なぜアルクテラス （Clear）と提携したのですか？

服部：お話をいただいた時点で、すぐにピンときました。先ほどお伝えした通り、高校生からの受験コンパスの認知度は全くありません。ただ、高校生に存在を知ってもらえる方法として、Clearとの相性が抜群だと思ったからです。後は、新井社長の人柄ですね。ビジネスの相性が良くても、信頼できなければ長続きしないですからね。まだ、この提携は第一弾だと思っています。しっかり実績、成果を残して教育業界に貢献していきたいですね。

松永：大学受験にお悩みの高校生の道標となれば嬉しいですね！お二人とも有り難うございました。

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