コラム 2018.12.27

~学習塾経営改善~大学受験部設立のヒント

株式会社Lacicu(ラシク)代表の服部です。

今回は、ラシクとして得意分野の、高校部立ち上げについてお伝えをしていきます。

上記の通塾率をみてください。中学生は、全国平均で67%,都心部であれば80%を超える数字になります。

一方高校生は、20%しかありません。ここで、高校生の市場は20%しかないと捉えるか、中学生の市場は飽和しているが、高校生は、のびしろがあると捉えるかは、経営者の考え方によると思います。

もちろん私達は後者の考え方で、少子化で塾業界が、疲弊していくなか、高校部の開設、強化は、限られた数少ないチャンスだと捉えています。

理想的な高校部の作り方!?

それでは、どうやって高校部を作ればいいのでしょうか?

一般的な学習塾の高校部の作り方についてはこういった方が多いのでは無いでしょうか?

・中学指導、高校受験がメインだった

・少子化の影響で、中学生の生徒が減少

・中学3年生が卒業により、春先の売上低迷

・卒塾する生徒を、引き止めるため高校生を指導し始める

・高校生指導って講師が集められない

・とりあえず映像授業だけ見せよう!

・学校対策だけ、英語数学を個別で指導しよう。

とはいえ、高校受験が終わったばかりですので、保護者も、生徒も通塾のモチベーションは高くないので、上記のように

高校1年生への接続は、難しいです。

また、きちんとした、高校生カリキュラムが無いため、生徒がどんどん流出していき、一番ニーズが高いはずの高校3年生は、全く指導できないので、予備校にいきなさいといったアナウンスに…

予備校、大学受験専門塾は!

一方、大学受験に強い専門塾は下記のような、生徒構造になります。

当たり前ですが、大学受験に近づけば近づくほどニーズが高まります。

つまり、学習塾と予備校では、生徒集客の捉え方が異なります。

価格帯で言っても、左のピラミッド型の塾に通う生徒は、学校対策がメインですし、部活が忙しいため、週に1回~2回の通塾が限度だと思います。

月謝単価も、2万円~3万円程度になってしまいます。

一方右側の予備校型モデルについては、年間100万円超えの受講料金が発生します。

月謝単価も5万円~10万円といったところでしょうか。

高校部の立ち上げと一言で言っても、高校部のビジネスモデルは、中学部と全く違うといったことを認識しなければいけません。

では、中学部がメインの学習塾が、高校部を作る上で理想の形はどういったものになるでしょうか?

しっかり、高校1年生のニーズ、2年生、3年生のニーズを捉え、学習塾から予備校にスタイル変更できる形が理想です。

高校部の立ち上げで、失敗しやすいところの一つが、出口を設定していないことだと言えます。

高校生を集めてどうしたいのか?

つまり、中3から高校1年生の持ち上がりの際に、高校1年生コンテンツを入れるだけでは弱いということです。もちろん、定期テスト対策も大事ですが、この塾に高校生になって通い続ければ、〇〇大学まで目指せるということをしっかりアピールしないと、中学生から高校生の接続にはならないのです。

リクルートのスタディサプリが、高校で配られ始め、Youtubeでいい授業がタダで見れる時代です。塾向けの映像授業を否定しているわけではありません。ただ、映像を見せているだけでは、塾に通う理由にならないという時代がすぐそこまで、来ています。

つまり、学習塾に通わないとできない形を徹底的にこだわるべきです。個人塾が生き残りをするためにも、しっかり目的意識をもって、経営戦略を考えてみてください。

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