【コロナ禍において】オンライン授業の弊害とは? |ブログ|株式会社Lacicu

【コロナ禍において】オンライン授業の弊害とは?

【コロナ禍において】オンライン授業の弊害とは?

株式会社Lacicuの山田です。

ついに緊急事態宣言が全国に波及する方向で、政府が調整に入りました。
地方ではまだ危機認識が薄いところもあるようですが、休校しなければならない状況になってきました。

このような状況下で、オンライン授業を検討している学習塾も多いと思います。
すでに今週からオンライン授業を本格的に始めた学習塾も多いですね。

ただ、「他の塾がやり始めた」、「オンラインの指導は良い」という情報に踊らされている方が多いのではないか?というのが少し心配になります。

弊社もオンラインに関するコラムを投稿しておりますが、オンライン指導自体を推奨しているわけではありません。
冷静な状況判断のもと、手段として利用するのであれば非常に有効なツールですが、今までの学習塾の強みを消してしまう諸刃の剣でもあると思います。

今回は、そんなオンライン授業の弊害についてまとめていきます。

 

1.個別指導のクオリティが下がる

クオリティを対面の授業に近づけることはできますが、超えることは恐らく不可能です。

今は緊急事態なので特に何も言われないと思いますが、時間が経過すればするほど、満足度が低下していくことになります。
緊急事態宣言が全国に波及することを考えると、この状況が長引くことが予想されます。
安易に始めてしまうとやめることが難しくなるため、長期的な目線で判断する必要があります。

 

2.講師の質が問われる

私自身もオンライン授業を生徒に対して実施してみましたが、教務力が非常に問われると思いました。
個人的な感覚で恐縮ですが、やはり対面よりも物事を伝える難易度、集中のさせ方が非常に難しいです。

オンライン授業だと画面の向こうに誰がいるかがわかりません。リビングで授業を受けている可能性もあります。
今まで塾という閉鎖的な環境だったからこそわからなかった授業の中身が、オンラインになることでご家庭に全て公開されてしまうわけです。

4月に入ったばかりでまだ授業に不慣れな講師もいる中、オンライン指導はリスクが高いという考え方もできます。

 

3.新規参入企業や代替サービスに切り替えられる可能性

学習塾業界への新規参入業種や代替サービスについて、以前詳しく分析をしました。詳しくはこちら

オンラインに舞台を移すということは、元々その業界にいた企業がライバルになるということです。
WEB系企業や、オンライン家庭教師を早くからやっている企業の土俵に上がることは、非常にリスクが高いと言えます。

学習塾の料金設計には家賃が含まれた状態になっていますので、オンラインのみでサービスを提供しているところにはそもそも勝てません。
独自のシステムを開発しているところも多く、クオリティでも優位性を出すことは難しいのではないかと思います。

現在はもともとあった信頼関係で成り立っていますが、この事態が長期化した際に、他社に流れてしまう危険性が十分に考えられます。

 

さいごに

前向きなことを探そうとがんばっている先生方に、冷や水を浴びせるようで非常に心苦しいです。
しかし、長期的な目線で考えずに、浮足立ってオンライン授業を始めてしまうことは非常にリスクが高いことだと思っています。

・そもそもどういった指導がしたくて、そのためにはどのような指導形態が必要なのかを言語化できる
・自塾の強みは何なのか言語化できる
・休校が解除されたときにはどのような対応をするのかを保護者に通知している
・オンライン指導でクオリティが下がった分の補填を用意している
・ここから1年以上、コロナが収まらなくても続けていける指導体系である
・学生講師には、状況の重大さ・難しさを共有できている

上記のことがクリアできているか、一度立ち止まって確認してみてください。

完全に休校とし、先生が各家庭を訪問して回るというアナログな指導をしている学習塾もあります。
また、「がんばって休塾中!」といった張り紙を塾に掲げることで、考え方をユニークに伝えている塾もあります。

各学習塾で、強みとなる部分も違えば、対応も違ってきて当たり前だと思います。
右に倣えで始めるのではなく、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

その上で、オンラインを始めたい!という方は、全て個別対応にてサポート致します。
正直迷っている。。。という方もご相談ください。

コロナ対策支援を始めました。

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