【第2弾受付中】SAVE THE 学習塾 事例紹介 |ブログ|株式会社Lacicu

【第2弾受付中】SAVE THE 学習塾 事例紹介

【第2弾受付中】SAVE THE 学習塾 事例紹介

こんにちは。
株式会社Lacicuの寺田です。

GWが明け、休校措置や休業要請が終わった地域の方々もいらっしゃると思いますが、依然としてまだまだ先行きがどうなるかわからない状況ですね。

さて、我々Lacicuは、今回の新型コロナウイルス感染症による緊急事態を受け、4月の間、学びエイド、SRJと協力し「SAVE THE 学習塾」という学習塾サポートプロジェクトを進めてまいりました。

今回のコラムでは、このプロジェクトで実際にいただいたご要望と、それに対するサポートの事例をご紹介致します。

また、最後に「SAVE THE 学習塾」第2弾の情報もございますので、ぜひ最後までご覧ください。

CASE1

まず最初にご紹介するのは、「オンライン指導のアドバイスをしてほしい」というご要望への対応です。

『SAVE THE 学習塾』で、最も多くいただいたのが「オンライン指導」に関するご相談でした。

今回ご相談いただいた学習塾Aさまも、オンライン指導を始めたいと考えており、他塾がどのようにオンライン指導をしているのかを知ってはいるが、いざ自塾で実践となるとどうすればいいのかわからないとのこと。

そこで、まずはじめにコンサルタントから、学習塾Aさまのご状況をお聞きしました。

一口にオンライン指導といっても、対象学年や集団・個別といった指導スタイルの違い、講師のクオリティや扱っている教材などによって、適切な運用方法が異なってきます。
また、その学習塾さまの地域における学校の休校状況や感染症に対する意識のレベルを考慮したうえで、何のためにオンライン指導をやるのかということを明確にしておく必要があります。

Aさまの場合ですと、文理において質問対応が可能な講師陣がいる、使用されている教材が統一されているなどの強みが挙げられました。

この強みにAさまの地域の状況を加味し、指導ツールからルールづくり、運営方法までをご提案しました。

また、このプロジェクトを通じて、多くの学習塾さまのオンライン指導の実践に向けたサポートをさせていただきましたが、オンライン指導にはさまざまな危険性があることも同時にお伝えしております。

あくまでオンライン指導は現状を乗り越えるための救済措置であり、本来の目的であるアフターコロナでしっかり生き残るということを意識して提案することが大切だと考えます。

CASE2

次にご紹介するのは、「資金繰り」に関するご相談への対応です。

自治体によっては5月末までの休校が決まっており、授業日数を補うために学校側も夏休みを短縮せざるを得ないため、学習塾の一大イベントである「夏期講習」が例年通りに開講できないという状況です。
(弊社のコラムでも、夏期講習について取り上げましたので、こちらからご覧ください。)

今回ご相談いただいた学習塾B様も、収入の大きなウエイトを占める夏期講習がなくなるので、今年度の売り上げが心配とのことでした。

実は、中小企業の学習塾さまで、毎月の売り上げをしっかり把握し、それが家賃や人件費、広告宣伝費などのどこに流れていくのかというキャッシュフローを正確に把握しているところは多くありません。
今まではなんとかなってきたのかもしれませんが、先行きが見えないからこそ、現状をしっかり把握し、今後についての予測と対策を立てる必要があります。

そこでまず最初に、現状のキャッシュがどのくらいあるのか、年間の売り上げ目標はどのくらいかというヒアリングから始めました。
そのうえで現在の生徒数や前年度までの売り上げなどから、夏期講習がなくなった際の売り上げをシミュレーションをしたところ、例年に比べかなりの売り上げダウンが予想されました。

そこでBさまには、補講授業を特別価格で行うことで売り上げをカバーする方法をご提案致しました。

また、それに併せて今後のキャッシュフローについても一緒に考え、Bさまの中でもコロナから生き延びるイメージができたようです。

Bさまには補講授業による売上カバーのご提案をさせていただきましたが、学習塾のスタイルや地域によって最適な対処法が異なってくると思います。
ぜひ我々も一緒になって考え、それぞれの学習塾に適した方法を提案して参ります。

CASE3

 

学習塾Cさまは高校生メインの個別指導塾を運営されています。
生徒の目標大学合格に向けてカリキュラムを作ったものの、休校で学校がないことや塾の自習室を利用することができないことから、なかなか生徒がそのカリキュラムをこなせず困っているとのこと。

そこで、生徒のカリキュラムをどのように作成したのか、どのように学習状況を管理しているのかというヒアリングを行いました。

その結果、問題があるのはカリキュラムや学習管理の方法ではなく、生徒との面談の方法であるのではないかという結論に至りました。

生徒に自主性をもって勉強をしてもらうためには、従来のように先生から一方的に指示を出していく「ティーチング」ではなく、「コーチング」と呼ばれる方法での面談が最適です。

コーチングでは、先生がコーチとなって生徒に気づきを与える質問をし、内省を促します。
それにより、生徒は自分自身で、何をどれくらいやるのかを決めることができるようになります。

特に、学校の休校や学習塾の休業によって生徒が自主的に勉強することが求められている今、先生がコーチングができるかできないかによって大きく生徒の将来が変わってくるのではないでしょうか。

我々ラシクには、コーチングのノウハウについて熟知しているプロがいます。
生徒の主体的に勉強に向かう姿勢を身につけさせたいという方は、ぜひご相談ください。

まとめ

緊急事態宣言の解除に伴い、休業要請や休校措置も解除されていく兆しが見えてきましたが、むしろ勝負はここからだと考えております。

現在「SAVE THE 学習塾」は、第1弾のご好評を受け、第2弾のお申し込みを受け付けております。

「いつから対面式の授業に戻すべきなのか迷っている」や「夏期講習について不安がある」などでお悩みの方は、下のバナーからお申込みください。

まだまだ不安定な状況が続きますが、ともに頑張っていきましょう。

 

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