【休校明け】学校が始まったら実践したい!子どもの心のケア |ブログ|株式会社Lacicu

【休校明け】学校が始まったら実践したい!子どもの心のケア

【休校明け】学校が始まったら実践したい!子どもの心のケア

こんにちは、株式会社Lacicuの松永です。

新型コロナウイルスの影響で長らく続いた緊急事態宣言も続々と解除されてきました。
休校が終わり久しぶりに登校し、いつもと違う新学期の始まりに戸惑い、ストレスを感じる生徒もいると思います。
家庭や塾でできる子どもの心をケアできる3つの方法をご紹介します。

いつもと違う環境で現れる?子どものストレス反応

休校が明けて徐々に分散登校などが始まりつつありますが、長らく続いた休校や外出自粛によって、子どもたちにも下記のようなストレス反応が出ているのではないでしょうか。

■身体的な反応
・頭痛
・腹痛
・眠れなくなる

■行動面の変化
・落ち着きがない
・いつもよりよく喋る
・しがみついて離れない
・おもらしをする
・食欲が増える、あるいは減る
・よく泣く
・言動が幼く、わがままになる

これらは子どもが自分自身の心を守るために起こす防衛反応の一種です。
連日、新型コロナウイルスに関する情報で溢れかえり、普段通り学校へも行けず外出もできない状況の中で、子供が自分自身の心を守ろうとしているのです。

このストレス反応は、ストレスの要因がなくなれば自然とおさまることもあるようです。
しかし、放置しておくことで悪化する場合もあるので、親をはじめとした大人が注意深く見守りケアをすることが重要となります。

子どもの心をケアする3つの方法

では家庭や塾などで親や講師が子どもの心をケアしていくには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは3つの方法を解説します。

方法1:ストレス反応を見逃さない
上記に挙げたようなストレスのサインを子どもが出したら、見逃さないようにしましょう。
「もしかしたらストレス反応?」とわからない場合でも、お風呂のあとや勉強のあとなど1〜2分の短時間でいいので、子どもの話を聞いてあげる時間を作りましょう。

また、子どもの話を聞く際「どんな話をしても良い」ことを伝えてあげることで、子どもは話をしやすくなります。
大人から働きかけることで、子どもも話しやすくなり、誰かに不安を話すことで心が軽くなります。
話が終わったら「よく話してくれたね」「また何でも聞くからね」と話をしてくれたことを肯定してあげてください。

方法2:子どもの気持ちに共感する
休校が明けたとはいえ、未だ分散登校など「日常に戻った」とは言えない状況が続いています。
子どもが「学校がつまらない」「もっと友達と遊びたい」などネガティブな言葉を口にすることも多いかもしれません。

そんな時、大人は「我慢しなさい」などではなく、子どもの気持ちを肯定し共感してあげることが大切です。
「そうだよね、つまらないよね」「家だけじゃなく、友達と外で遊びたいよね」と声をかけてあげてください。

方法3:今の状況を説明する
年齢の低い子どもたちの中には、学校がなぜ長期間休みになったり、分散登校が行われて友達みんなに会えないのか、「わからない」という子も多くいます。
今の状況が「わからない」ことも子どもたちの不安やストレスの一因となっています。

コロナウイルスのことについて、わかりやすい言葉や絵に描いて説明をしてあげてください。自分たちが何に気を付けて、どうすれば改善していくのかという状況を、子どもに理解してもらうことが大切です。また、あまりテレビのニュースなどを見せすぎないことも大事です。

子どもの話を聞き、子どもにきちんと説明する

緊急事態宣言が全面的に解除になりましたが、まだまだ日常が戻ってきたとは言えない状況です。
それでも少しずつ学校生活が始まり、学習に取り組める環境が戻りつつあります。

子どもたちが安心して勉強に取り組める環境や心を整えてあげるのが、大人の役割となるでしょう。
こんな時だからこそ、学習塾でも生徒に対しての心のケアを実践してみてください。

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