3/13『学習塾集客におけるLINEマーケティングの概念と実践』セミナーレポート |ブログ|株式会社Lacicu

3/13『学習塾集客におけるLINEマーケティングの概念と実践』セミナーレポート

3/13『学習塾集客におけるLINEマーケティングの概念と実践』セミナーレポート

2024年3月13日(水)に『学習塾集客におけるLINEマーケティングの概念と実践』を開催しました。

「これからLINE公式アカウントを集客に取り入れたい」
「LINE公式アカウントを持っているものの、生徒・保護者との連絡ツールにとどまっている」
「チラシやWeb広告、HPの集客成果を最大化したい」
といった先生方に向けて、入門編として、マーケティングにおけるLINEの役割から即実践できるテクニック、学習塾業界のベストプラクティスまでお伝えしました。

 

マーケティングにおけるLINE公式アカウントの役割
 顧客の購買プロセスの変化

近年、顧客の購買プロセスは大きく変化しており、特に生徒・保護者が問い合わせに至るまでの流れは以前とは異なっています。
従来は、チラシを見て興味を持ち、直接問い合わせに繋げるプロセスが主流でした。
しかし、現在は検索エンジンを活用して情報を収集し、他塾と比較・検討を行った上で問い合わせるという手順が一般的です。
この変化により、認知から問い合わせまでのプロセスが長期化しており、顧客は意思決定のほとんどを済ませてから問い合わせを行う傾向があります。
これに対応するためには、従来通りの広告手法だけでなく、新たなアプローチが求められています。

 LINE公式アカウントの役割と特徴

こうした変化に対応し、潜在層へのアプローチに有効なのがLINE公式アカウントです。
LINE公式アカウントを導入することで、興味を持ってもらってから問い合わせまでのアクションを起こしやすくなります。

【LINE公式アカウントを導入するメリット】

  • ハードルの低減:電話やフォーム送信に比べてハードルが低く、気軽にコミュニケーションを取れる。
  • 複数回アプローチが可能:メッセージ配信を通じて潜在層に対して複数回アプローチができ、継続的な情報提供が可能。

 

潜在層とつながる 


顧客の購買プロセスが変化する中、LINE公式アカウントはマーケティングの集客において重要な役割を果たします。
公式アカウントを活用して潜在層との繋がりを築くためには、以下の二つのポイントが重要です。

友だち追加の理由づけ

ターゲットとなる潜在層は、すぐに問い合わせることはなくとも、塾に興味を持っています。
そのため、公式アカウントに追加するメリットを明確に伝える必要があります。
公式アカウントに追加すると得られるメリットを伝えるために、以下の方法が効果的です。

  • お役立ち情報の提供: 公式アカウントの友だち限定で、資料やお役立ち情報を配信することで、潜在顧客にメリットを提供します。
  • 診断系コンテンツの活用:診断系コンテンツは、公式アカウントに友だち追加した潜在顧客に対して、興味を持たせる有効な手法です。しかし、この方法は、シナリオ作成やコンテンツの準備、LINEの機能拡張ツールの利用が必要になるため、実装ハードルが高い点には注意しましょう。
流入経路の設定

様々な方法で潜在顧客が塾を知った場合でも、最終的にはLINE公式アカウントに流れ込むように設定することが重要です。
流入経路の設定としては、以下の方法が効果的です。

【基本編】バナー画像やQRコードの埋め込み
ホームページやチラシなどにバナー画像やQRコードを活用する方法です。
ただ単にアイコンを設置するのではなく、公式アカウントに追加してもらうメリットを訴求し、サイト訪問者をLINEに誘導することが効果的です。

【発展編】離脱ポップアップや追従バナーの活用
サイト訪問者の興味を引く離脱ポップアップや追従バナーを活用することで、LINEに誘導し、潜在顧客として捉える流れが作られます。

【番外編】友だち追加広告
友だち追加広告では、サイトを経由せずに直接LINEへの友だち追加を促すものであり、低コストで友だちを増やすが可能です。
しかし、友だち追加広告では質の低い潜在層が集まりやすいため、注意が必要です。
特に、地域密着の学習塾ではブロック率が高く、効果が薄い可能性があります。

【番外編】友人紹介
友人紹介はブロック率が低く、高品質な顧客を集めやすいため、顧客獲得において効果的な手法です。

 

潜在層の育成


顧客の情報を取得し、その情報に基づいて情報配信を行うことが潜在層育成の基本的な流れです。
顧客の購買プロセスを高めるために、継続的な情報発信が重要であり、その後に問い合わせのオファーを投げかけることで、顧客の反応を促進するサイクルを確立することができます。

また、オファーが刺さらない場合でも、再びメッセージ配信を通じて購買プロセスを引き上げるというサイクルを繰り返すことが重要です。

顧客情報の取得と管理

まず、顧客がLINEに入ってきた際に、しっかりと顧客情報を取得し管理することが重要です。
この情報を元に、顧客の属性に合わせた役立つ情報を継続的に配信することで、顧客の購買プロセスを促進することができます。
情報の取得方法としては、友だち追加時のあいさつメッセージの利用をおすすめします。
機能拡張ツールを活用することで、顧客情報の管理や配信の効率化が図れます。

継続的な情報配信

情報配信の方法については、ブログのURLを送付する方法があります。
長文のメッセージではなく、ブログを活用することで情報を効果的に伝えることができ、さらに一度作成したブログは塾の資産となるため、継続的な運用が可能です。
情報配信の内容としては、潜在層である生徒・保護者の関心を引く情報を提供することが重要です。
具体的には、塾への入塾のメリットや合格体験記などの情報が挙げられます。 

問い合わせのオファー

問い合わせのオファーに関しては、夏期講習や定期テスト対策キャンペーンなど、従来の学習塾業界で行われてきたオファーが有効です。
また、オファーを送る頻度やタイミングにも配慮し、顧客の興味を持続させることが重要です。
 

 最後に

弊社では、学習塾に特化したLINE公式アカウントの機能拡張ツール「ジュクマ」を提供しております。
ジュクマは、LINE公式アカウントと連携することで
LINE公式アカウントの機能を強化し、より効果的な集客を実現させます。
本ブログをお読みいただき、LINE公式アカウントの集客への活用に興味をお持ちいただいた方やもっと強化していきたい方は、以下より「ジュクマ」の資料をDLいただけますと幸いです。

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