【STAND PROJECT IN 岐阜】「シゴトフェスイベントレポート」vol.1 |ブログ|株式会社Lacicu

【STAND PROJECT IN 岐阜】「シゴトフェスイベントレポート」vol.1

【STAND PROJECT IN 岐阜】「シゴトフェスイベントレポート」vol.1

8月11日(木)、岐阜県可児市で「第2回 STAND PROJECT シゴトフェス」を開催しました。

今回、株式会社Lacicuと「自分研究所」との共催で実施したシゴトフェスは、弊社代表の服部、自分研究所の初代所長である山口さんをはじめ、9人のゲストスピーカーが参加し、「自身にとってのシゴトとは?」や「なぜ今のシゴトに就いたのか」などの話を聞きました。

総勢60名の学生・保護者が参加し、中々出会うことのできない職業や業界のオトナと話すことで、学生たちはまだ見ぬシゴトに触れることができ、ゲストスピーカーは学生と話すことで新しい発見や気づきを得ることができたようでした。

学生、ゲストスピーカー共に学びがあり良いイベントになったと思います。今回はイベント当日の様子をご紹介します。

”自分研究所”

1人1人の学校別・クラス別の予習カリキュラムを提供することで、勉強に前向きな高校生を育成する。また「勉強をする意味とは?」、「働く意味とは?」を問い、高校生と共に未来を考える岐阜県可児市にある「学校予習型」学習塾。

 

STAND PROJECTシゴトフェス とは

現在、日本では都心部と地方で、学生の大学進学率に29.5%の差があります。

この進学格差は、地域ごとの社会経済指標の差や将来像を描くためのロールモデルの有無が要因の一つだと考えています。そこで弊社では、全ての子どもが夢を実現できるようサポートし、全ての学生に平等な教育を届けたいという想いで「STAND PROJECT」を運営しています。

シゴトフェスは「学生とロールモデルの接点」を作るために行われるSTAND PROJECTのイベントの一つとなります。

今回、自分研究所のご協力により岐阜県可児市にて第2回シゴトフェスを開催する運びとなりました。

第2回シゴトフェスのゲストスピーカー紹介

服部 悠太

上智大学理工学部卒業。 国内最大手のヘッドハンティング会社にて、 エージェントとして、企業の経営課題を解決。 その後、教育業界へ転身し、 塾向け教育コンテンツの企画、開発を行う。 学習塾向けのコンサルタントとして講演にも多数登壇。「教育においての情報格差をなくす」をモットーにITベンチャーの社長として日々邁進中。

深澤 絵

株式会社Soldum代表。上智大学神学部倫理科卒業。「日本人らしい創造的な仕事の真の価値や魅力を発信すること」をコンセプトに、セールスプロモーション/マネージメント/ブランディングを展開する株式会社Soldumを立ち上げ、アート/デザイン/工芸/食など多岐に渡るプロジェクトに携わる。

東京 ケイ子

統計学であり、哲学、人間学である中国古代王朝の秘蔵の帝王学「算命学」の鑑定士。 【宿命を識り、タイミングを計る】 生まれた日で決まる、人の性格、一生のバイオリズム、宿命を読み解き、好機で勝負に出れるよう人生の伴走者を目指す。 なかでも、クリエイターやスタートアップの起業家に戦略的な人生の指南を得意とする。 フリーランスのクリエイティブディレクターとして、広告業界のデザインに長く携わる。

齋藤 遼太

二十歳で日本を飛び出し、これまで66カ国を放浪。 路上での写真・アクセサリー販売や、現地で日雇いの仕事をこなしながら世界一周を果たす。現在はクリエイティ部のWEBデザイナーだけでなく、写真家・UI/UXデザイナー・WEBマーケターとしても活動中。

河村 京介

東京大学大学院卒業。 国内最大手のIT企業にて、エンジニアとしてシステムを開発。 持て余した時間を利用した副業でさらに開発の経験を積み、教育業界へ転身。 塾向け教育コンテンツの開発を主にしながら、マネジメントや営業もこなしている。 塾以外の業界への進出のチャンスを伺いながら、虎視眈々と自身の技術を磨いている。

山口 博士

岐阜県下最大級の一斉指導塾にて、主に教科に関する企画・運営の責任者として地域の教育に貢献する。36歳の時に経営専門職の大学院に入学。企業経営に関する学びを深める。7年前、岐阜県下初の自立型学習塾を可児市今渡に開校。2022年春、専門高校部「自分研究所」を開所し、自立型小中高塾の経営者として日々指導にあたっている。

二宮 傑

高校卒業後、派遣社員として大手家電メーカーの工場に勤務。ビデオカメラや携帯の製造・修理、治具制作等にも携わりました。ラインリーダーを任された際はブラジル、フィリピン、中国、日本人など国籍の違う人たちをまとめつつ、必要な生産数をこなしてきました。その後は中広に入社し、地域の課題解決に尽力しています。

野村 次郎

名古屋学院大学外国語学部卒業。一般企業勤務を経て、岐阜県可児市を中心とした地域の総合型スポーツクラブFCVの理事長として、地域住民のスポーツ機会の提供をしている。特にサッカーはスクール、中学クラブ、高校部活で多くの選手とレベルの高い選手を育成している。

宮下 将太

0.001gに及ぶ調合、1℃単位の焼成等の独自研究にて生み出した釉薬の結晶、色彩、テクスチャー を駆使し 多岐に渡るジャンルとのコラボレーションやプロデュースを手掛ける他、 拠点となる美濃焼の産業の「技術」を作家の視点から「技法」として捉えた​プロダクト「HINOMIYA」を発足するなど従来の陶芸家の枠を超え、​精力的に活動している。

 ゲストスピーカー挨拶

弊社代表の服部(ITのシゴト)からSTAND PROJECTの意義、また全9名のゲストスピーカーから「シゴトとは?」「なぜ今のシゴトをしているのか?」など、話をしてもらいました。


世界一周をしている時に多くの表現者(クリエイター)と出会い、また旅の途中インターネットに助けられたためWEBデザイナーになったゲストスピーカーがいたり、友達の誘いでたまたま陶芸教室にいったら、夜も眠れないくらいはまってしまって陶芸家になったゲストスピーカーがいたり、ひょんな出会いから今のシゴトに出会ったゲストスピーカーが多くいました。

シゴトクイズ 


ゲストスピーカーから、シゴトについての考え方やなぜそのシゴトに出会ったのかなどを聞いた後は、学生たちの緊張をほぐすため、シゴトクイズを行いました。地元岐阜にまつわる問題を1問、シゴトに関する問題を2問、最後に「将来つきたいシゴトがあるか?」というアンケートに対し、学生には正解だと思う選択肢に移動してもらいました。

最後の「将来つきたいシゴトがあるか?」というアンケートでは、半数以上が「ある」と答えており、多くの生徒が将来についてしっかり考えており驚きました。

また個人的に話を聞いた高校1年生は、「まだ明確には決まっていないけど、パソコンに関係するシゴトにつきたい!」と語っていて、16歳で自分の道を決めることができているのはとてもすごいことだし、これから目標に向けて頑張ってもらいたいなと思いました。

学生と「シゴトとは?」についてグループディスカッション(各30分×3回) 


シゴトフェスのメインイベントであるグループディスカッションを行いました。

「学生とロールモデルの接点」を作ることを目的としゲストスピーカーと学生が直接、話をしました。

ゲストスピーカーから「自分はめんどくさがりだから他の人を頼る。」という話を受けて、自分の性格の特徴を理解してシゴトをすることに大切さを理解する学生がいたり、

最初は失敗だと思っていたが、よくよく見てみるとその失敗も味となり作品となった陶芸の方の話を聞き、失敗だと思ったことも失敗ではないと気づく学生がいたり、

学生時代にチーム分けの作業などを嫌っていたゲストスピーカーが、大人になって1人でシゴトはできないと気づき、学校生活の中の出来事1つ1つが大人になってからも大切だと伝えるゲストスピーカーなどがいました。

また生徒たちからの質問で、自分を再度見つめ直す機会になったと語るゲストスピーカーもいて、ゲストスピーカーと学生、どちらにも有意義な時間になったのではないでしょうか。

  閉会の挨拶

本イベントに「教えるシゴト」のゲストスピーカーとして参加していただきました山口先生から閉会の挨拶をいただきました。

山口先生が語られていた「全てのものは誰かのシゴトで成り立っている。」そして「シゴトは必ずしも楽しいことばっかりではなく、9割は正直しんどい。だけど残りの1割がやりがいでその1割で、9割のしんどいが吹っ飛ぶことがある」というお言葉は、全ての社会人が共感できる内容なのではないでしょうか。

本イベントでも多くの方に準備時間を作ってもらい手伝っていただきました。みなさん普段の業務をこなしながら、準備をするのはとても大変だったと思います。

ですが学生の皆様が真剣にゲストスピーカーの話を聞いている姿や、アンケートや感想を書いてくださることで、本イベントに関わって下さった方々もやりがいに変わったと思います。

本イベントで様々な形でシゴトをしているロールモデルと会うことで、働き方は1つではなく、シゴトも色々あると学生たちにわかっていただけたと思います。

将来なりたいシゴトがある学生、まだ何も決まっていない学生、将来に不安がある学生、それぞれの学生に寄り添ったイベントを開催できたと思います。

 

この様なイベントを開催できたのも、岐阜県可児市の学生の皆様、保護者の皆様、ゲストスピーカーの皆様、協賛して下さった企業の皆様のお力添えがあったからだと思います。本当にありがとうございました。

協賛企業

 

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